きっかけは東日本大震災。もともと魚を扱う仕事をしており、震災で困っている漁師の方の役に立てればと思い陸前高田へボランティアへ。漂着ブイの撤去などの作業をして、次第に漁師と仲良くなり作業も片付き他に手伝えることはないかを聞いたら、「震災で全国の方に助けてもらった。今は直接お客さんに卸す販路がないが、自分が作った牡蠣を皆さんに食べてもらって恩返しをしたい」と。魚の卸や販売はしたことがなかったが、漁師の悩みと熱い想いに共感し、始めたのが牡蠣の卸販売のうおたくだ。
最初は右も左も分からなかったがイベントに出店したり、地道な営業で取り扱ってもらう飲食店も少しずつ増え、次第に浸透してきた。その内、ブランド名があった方が広めやすいと考えて漁師と相談して決めたのが、陸前高田市公認の『一本松牡蠣』。
被災した人を勇気付けた奇跡の一本松の地である陸前高田。その地の牡蠣として、一本松のようにみんなを笑顔にし、震災で多くの方に助けてもらった恩返しをしたい。そんな想いで名付けられた一本松牡蠣が目指すのは、多くの人に食べてもらい笑顔にすること。
一本松牡蠣の味の特徴は、すっきりとした風味の中に絶妙な塩味と甘味。それは、「より良い牡蠣を作るためには生産者の努力と良い漁場が必要不可欠」とプライドを持って大切に育てられた牡蠣ならではの味わい。最近では広島でも取り扱ってくれる店も出てきて、舌が肥えた牡蠣好きの人にも受け入れられている。牡蠣好きな人だけではなく、牡蠣が苦手な人でもこれなら食べられると言われることも多いのも一本松牡蠣ならでは。
どうですか？一本松牡蠣を食べてみたくなったんじゃないですか。一本松牡蠣は取り扱い飲食店やイベントの他、通販でも購入出来ます。陸前高田発所沢経由で、全国へ広がる一本松牡蠣は食べずして牡蠣を語るべからず。
HPではイベントの出店情報や購入が可能となっていますので、HPをチェックお願いします。
HP⇒https://uotaku.ocnk.net
一本松牡蠣のシーズンは産卵前の2月～8月となっております。産卵以降は実入りが少なく出荷が出来ない場合もありお断りをすることもありますので、ご了承ください。 一本松牡蠣を取り扱って頂ける飲食店もお気軽にご連絡ください。