スティールパン奏者 伊澤陽一

スティールパンという楽器をご存知でしょうか?ドラム缶から出来ている打楽器で、驚く程のクリアな音色を奏でる楽器です。そのスティールパンの演奏者で世界で活躍する所沢出身のアーティストが伊澤陽一さん。
伊澤さんは1992年に日本でのライブを見てスティールパンに魅了された。その後2000年からスティールパンの演奏を開始し、2007年にはスティールパンの本場トリニダード・ドバゴでスティールパンのオーケストラに参加。「スティールパンは現地では当たり前のような楽器で街中色んな所で演奏されているんです。そして、大きな大会になると100人位が一緒のバンドとして演奏しているのですが、それが本当に圧巻なんですよね。」
帰国後に日本でもスティールパンオーケストラをやりたいと結成したのが、WAIWAI STEEL BAND。狭山市のイタリアンレストラン『ワイワイダイニング』でワークショップをしていたので、その店名を入れたバンド。最初は子ども1人と結成したWAIWAI STEEL BANDは色々な場所での演奏を続けてきて、今では全国にメンバーがいてその数は40名以上になる。

「スティールパンは子どもから大人まで楽しめる楽器です。本場ではスティールパンを自由に演奏できる場所があるのですが、そこは子どもからお年寄りまで全世代が集うコミュニティスペースになっているんです。子ども達が演奏している傍らで、大人たちがお酒を飲みながら楽しく話していて、スティールパンが人を繋げている場所なんですよ。」
所沢でも同じようなスティールパンが人をつなぐ場所を作ろうと、今年から新所沢で貸しスペースを使ったスティールパン教室を開催。普通の音楽教室と違って時間を区切った形ではなく、開いていれば自由に何時間でもスティールパンを演奏できる教室となっています。正に本場のスタイルを取り入れた教室。でも、お酒が出て来るわけではないので、お子さんも安心して通わせられますよ。
伊澤さんの夢は、スティールパンがもっと日本でもスタンダードになって、学校でブラスバンドの他にスティールパンバンドが当たり前になること。その為に、出身の所沢に活動拠点を設けて、今後も日本で、世界でスティールパンを演奏していきます。
所沢の街にスティールパンの澄んだ音色が聴こえる日もきっと来るはず。

 

 

WAIWAI PAN YARD / ワイワイパンヤード in 所沢
伊澤陽一が主宰するpanyard & House of Music
スティールパン、音楽と共に過ごす、人と人が集う場所です。
月曜日、火曜日を中心に開催します。
パンヤードが空いている時間帯は自由にいられます。

 会場:BAMBOO ROOM / バンブールーム
埼玉県所沢市松葉町4−20 竹中ビル2階[地図]
西武新宿線 新所沢駅東口より 徒歩3分
参加費 ¥2,000(こども.おとな.親子参加 OK)

​参加する方は、下記URLよりパンヤードスケジュールをご確認の上、日程、時間を以下スケジュールに記入して頂くか、お問合せよりメールにてご連絡をお願いいたします。

(月曜日16:00~18:00/Jr Bandとして子供の時間になります)

​パンヤードスケジュールは下記よりご確認ください。
http://www.steelpanlife.com/tokorozawa